FIFA会長選 一騎打ちの展開に
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【2016年2月23日】
FIFA(国際サッカー連盟)の臨時総会が、この2月26日に行われ、その中で、会長選も行われることになっている[1]。現在のところ、アジアサッカー連盟のシェイク・サルマン会長(en:Salman Bin Ibrahim Al-Khalifa)と欧州サッカー連盟のジャンニ・インファンティノ事務局長(en:Gianni Infantino)の一騎打ちの展開になっている[1]。イギリスのブックメーカーであるウィリアムヒルによれば、1番人気はサルマン氏で1.53倍、2番人気は2.5倍でインファンティノ氏となっていて、ブックメーカーでも一騎打ちの展開となっている[1]。
その候補者の1人である、欧州サッカー連盟のインファンティノ事務局長は、2月22日に自ら明らかにした声明の中で、「今週はFIFAの歴史112年の中で最も重要。私こそ、本当の改革のための候補者だと信じている」と更なる支持の拡大を周囲に訴えかけ、「新たな時代へFIFAのかじ取りを任されるのであれば、誇らしいことだ」と、再出発をするFIFAという組織を率いる決意を新たにしていた[2]。
なお、FIFAの関係者の話によれば、「前回(2015年5月)の選挙で欧州はアリ王子を推している。欧州とアリ王子は近いといえば近い」とも話していて、インファンティノ氏とアリ王子が選挙協力を行うのではないかと見られている[1]。
情報源
[編集]- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 『汚職から再生へ!第9代FIFA会長選 アジア会長か欧州事務局長か』 — スポーツニッポン, 2016年2月23日
- ↑ 共同通信社 『インファンティノ氏、FIFA会長選へ声明発表「私こそ改革の候補者」』 — サンケイスポーツ, 2016年2月22日