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自民党総裁選 : 麻生幹事長を第23代総裁に選出 - 6割強の得票

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)

【2008年9月22日】

自由民主党本部 (参考資料:2006年4月撮影、CC BY-SA 2.0)
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ウィキペディア2008年自由民主党総裁選挙に関する記事があります。

自由民主党は22日(UTC+9)、同党本部にて両院議員総会による総裁選を行い、麻生太郎幹事長を第23代自由民主党総裁に選出した。同党ウェブサイトが公表した。[1]

同サイトによると、今回の総裁選は、党大会に代わる両院議員総会による選出となり、投票は同党所属の国会議員386名および都道府県支部連合会代表141名(各支部3名)の計527票で行われた。開票の結果、麻生太郎候補(68歳[2])351票、与謝野馨候補(70歳[3])66票、小池百合子候補(56歳[4])46票、石原伸晃候補(51歳[5])37票、石破茂候補(51歳[6])25票となり、同総会は総裁に麻生太郎氏を選出した。[1]

朝日新聞、時事通信は、支部による地方票の内訳を麻生候補(134票)、石破候補(4票)、与謝野候補(2票)、石原候補(1票)、小池候補(0票)とし、国会議員票には2票の無効票があったことも伝えた。[7][8]

当選した麻生候補は総投票数527票のうち、6割強を得票。地方票では9割に達した。[注釈 1]

また同日には、同党総務会が党役員人事を決定、同党ウェブサイトに公表した[9]。それによると幹事長には元内閣官房長官細田博之氏、さらに総務会長・笹川堯氏、政務調査会長・保利耕輔氏、選挙対策委員長・古賀誠氏をそれぞれ決定した。尾辻秀久・参議院議員会長と山崎正昭・参議院幹事長については留任。また、国会対策委員長には大島理森氏、現在の党則としては1名であるとする幹事長代理については来年の党大会で党則改正を行うとして石原伸晃氏と林幹雄氏の2名となった。[9]

総裁選の得票内訳

候補者名 議員票 地方票 選出選挙区
麻生太郎 217 134 351 福岡8区
与謝野馨 64 2 66 東京1区
小池百合子 46 0 46 東京10区
石原伸晃 36 1 37 東京8区
石破茂 21 4 25 鳥取1区
(無効票) 2 2
合計 386 141 527
※ 各候補者の投票総数は自民党によるデータ。[1]
※ 地方票の内訳は朝日新聞・時事通信の報道に基づき、それ以外は算出。[7][8]
※ 選挙区は自民党ウェブサイトにある候補者情報。[2][3][4][5][6]


関連ニュース

注釈

  1. 記事内に提示した選挙情報より算出。

出典

  1. 1.0 1.1 1.2 第23代総裁に麻生太郎幹事長を選出 両院議員総会』 — 自由民主党, 2008年9月22日(UTC+9)
  2. 2.0 2.1 候補者データ 麻生太郎』 — 自由民主党, 2008年9月22日(UTC+9)閲覧
  3. 3.0 3.1 候補者データ 与謝野馨』 — 自由民主党, 2008年9月22日(UTC+9)閲覧
  4. 4.0 4.1 候補者データ 小池百合子』 — 自由民主党, 2008年9月22日(UTC+9)閲覧
  5. 5.0 5.1 候補者データ 石原伸晃』 — 自由民主党, 2008年9月22日(UTC+9)閲覧
  6. 6.0 6.1 候補者データ 石破茂』 — 自由民主党, 2008年9月22日(UTC+9)閲覧
  7. 7.0 7.1 (asahi.com) 『麻生氏、自民党総裁に選出 得票3分の2、圧勝』 — 朝日新聞, 2008年9月22日15時11分(UTC+9)
  8. 8.0 8.1 (時事ドットコム) 『自民総裁選の開票結果』 — 時事通信, 2008年9月22日15時46分(UTC+9)
  9. 9.0 9.1 役員人事』 — 自由民主党, 2008年9月22日(UTC+9)