準々決勝で延長24回の2日に渡る熱戦 - 第54回全国軟式高校野球
表示
【2009年8月29日】
兵庫県明石市の明石公園球場で開かれた、第54回全国高等学校軟式野球選手権大会第4日目は28日(UTC+9 以下同じ)、前日の第3日目で延長15回規定によってサスペンデッドゲーム(一時停止試合)となっていた準々決勝、東山(近畿・京都)と神戸弘陵(兵庫)を0-0の延長16回表より再開し、延長24回で東山が押し出し四球でサヨナラ勝ちした。[1][2][3][4]
東山・森本投手は282球、神戸弘陵・橋本投手は334球を投げ合った投手戦[2]であったが、野手陣も失策が東山1、神戸弘陵2と好守[1]した。試合が動いたのは24回裏の東山の攻撃。神戸弘陵の橋本投手が力尽き、4連続四球で東山がサヨナラのホームを踏み、2日に渡る熱戦を制した。東山の森本投手は1回戦から数えて33イニング続いている無失点記録を伸ばした。[1][2]
敗れた神戸弘陵の橋本投手は「最後は握力がほとんど残っていなかった。悔いはない。完全燃焼しました」とコメント。投手戦を制した東山の森本投手は「楽しい2日間だった。橋本君がいたから、ここまで投げられた」とコメントした。[2]
また、日本高校野球連盟によると、同大会の史上最長イニングは1981年第26回大会の大津(山口)-口加(長崎)、1983年第28回大会の平工(福島)-松商学園(長野)の2試合が記録している延長25回。[2]
情報源
[編集]- ↑ 1.0 1.1 1.2 毎日jp 野村和史 『全国高校軟式野球:東山、延長二十四回の熱戦制し4強進出』 — 毎日新聞, 2009年8月28日 23時21分
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 asahi.com 『延長24回1―0、東山が制す 全国高校軟式野球』 — 朝日新聞, 2009年8月28日12時30分
- ↑ 京都新聞 『東山 延長24回サヨナラ勝ち』 — 京都新聞, 2009年8月28日
- ↑ 産経ニュース 『【軟式高校野球】東山-神戸弘陵、延長十六回から再開』 — 産経新聞, 2009年8月28日 10時44分