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時津風部屋力士死亡事件 逮捕者の兄弟子3人に刑確定までの出場停止

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)

【2008年3月7日】 時事通信によると、日本相撲協会は3月6日に大阪市で行った臨時理事会で、時津風部屋の力士死亡事件で逮捕された現役の力士3人について、「有罪刑となった場合には解雇とすることにして、刑が確定するまでは出場停止にする」ことを決定した。また書類送検だった2人の力士についても3月9日から大阪府立体育館である春場所は出場停止とすることを決めた。

刑確定までの出場停止となるのは幕下の明義豊(あきゆたか。24歳)、序二段の怒涛(どとう。25歳)と時王丸(ときおうまる。22歳)の3被告。彼らは先代時津風親方・山本順一被告(57歳)とともに、序の口・時太山さん(本名・斉藤俊=さいとう・たかし。当時17歳)を2007年6月に暴行を加えさせて死なせたとして2月7日逮捕。同29日に起訴された。

読売新聞と時事によると、今回の処分について北の湖日本相撲協会理事長は会見で「人が死亡したことの重大さを認識しなければいけない」として今回の処分を決めた理由を述べるとともに、「今回即時の解雇としなかったのは、皆、有罪となったときに厳しい対応をするという意見だった」としている。また今回出場停止の処分を受ける各力士については九州場所以後休場中で春場所の番付は捜査協力のためとして初場所のままで休場扱いとしたが、今後の出場停止期間中は番付は降下することになる。なお読売によると先代時津風親方・山本被告は「相撲協会の信頼・名誉を傷つけた」として既に相撲協会を解雇されている。

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