日本列島 2007年大晦日から2008年元旦にかけて年越し大雪―日本海側で
表示
【2008年1月1日】
西日本新聞によると日本列島上空に強い寒気が流れ込んだ影響で、31日の日本列島は日本海側の各地で大雪となった。気象庁によると冬型の気圧配置は1日も続いており、夜にかけての大雪、強風、高波が予測されるという。
気象庁によると日本列島には上空5000mに-36℃の強い寒気が流れているため北日本から西日本の広い範囲で雪が降っている。1日午前4時までの24時間降雪量は岐阜県郡上市長滝で83cm、福島県金山町で73cmと山間部を中心に大雪となっている。また、西日本新聞によると31日、大阪市、神戸市、和歌山市、熊本市でも初雪を観測した。
岐阜新聞によると1日午前0時の岐阜県内の積雪は郡上市長滝で135cm、白川村で94cm、飛騨市河合村で80cmなどとなっている。岐阜地方気象台は飛騨北部と中濃に大雪警報を出して注意を呼びかけている。また、東海北陸自動車道は31日午後10時から白鳥ICから飛騨清見ICが通行止めとなっている。
気象庁によると2日午後6時までの24時間降雪量は岐阜県、北陸、近畿北部、中国地方で40cm、北海道と東北の日本海側、長野県で30cmとなっている。大雪に峠は越えたが、引き続き大雪による交通障害、雪崩への警戒を呼びかけている。
出典
[編集]- 『大雪と強風および高波に関する全般気象情報 第9号』 — 気象庁, 2008年1月1日
- 『郡上で積雪135cm 東海北陸道通行止め』 — 岐阜新聞, 2008年1月1日
- 『大雪と強風および高波に関する全般気象情報 第10号』 — 気象庁, 2008年1月1日
- 『日本海側中心に大雪、気象庁警戒呼び掛け』 — 西日本新聞, 2007年12月31日