ヨルダンのアリ王子 FIFA会長選の延期には反対
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【2015年10月15日】
2016年2月26日に計画されているFIFA(国際サッカー連盟)に会長選に関して、立候補者の一人であるヨルダンのアリ王子は、10月14日に「選挙を遅らせることは必要な改革を先延ばしにするだけでさらなる混乱を生み出す。」という主張を発信して、あくまで計画通りに会長選を遂行させることを求めた[1]。
FIFAでは10月20日に緊急の理事会を設ける予定であり[1]、臨時会では会長選の延期についても議題に上る可能性もある[2]。延期の機運が発生しつつある状況を、アリ王子は「何の教訓も得ておらず、FIFAの信頼を失墜させた密室談合が続いていると世界に発信することになる」と牽制した[2]。
もし会長選挙が延期されることになれば、立候補の一人で90日間の暫定活動停止処分を受けているFIFAのプラティニ副会長は、45日間のさらなる活動停止処分を科されるとしても時間的な猶予というアドパンテージを享受する形となる[2]。
情報源
[編集]- ↑ 1.0 1.1 共同通信 『【FIFA汚職】立候補表明のアリ王子、会長選延期に反対「改革を先延ばしするだけ」』 — 産業経済新聞社, 2015年10月14日
- ↑ 2.0 2.1 2.2 チューリヒ 14日 ロイター 『サッカー=アリ王子、FIFA会長選延期に反対』 — ロイター, 2015年10月15日
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