マリナーズ・イチロー選手、日米通算3000安打達成 - 日本人選手としては2人目

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
イチロー選手 (参考資料)

【2008年7月30日】

時事通信によると、アメリカ大リーグシアトルマリナーズイチロー選手(34歳)が、現地7月29日にテキサス州で開催されているテキサスレンジャーズとの試合の第1打席目で日米通算3000安打を記録した。イチロー選手はこの打席の初球を左中間に運んだ。

朝日新聞によると、3000安打は日本球界経験者では現役時に日本歴代最多の3085本の安打を打った張本勲氏が記録しているのみであるが、大リーガーではこれまで27人が達成。その中での最多はピート・ローズ氏の4256本である。またイチロー選手は日本951試合を含めた通算出場試合数2175試合目・34歳9ヶ月で3000安打(日本での9年間で1278本、大リーグ8年間で1722本)を達成。単純比較は出来ないが、張本氏の2618試合・39歳での達成を大きく上回る。また大リーグだけで見るとイチローと同じ34歳で3000安打をマークしたタイ・カッブ氏の2135試合に次いでのスピード達成だったという。

朝日新聞と日刊スポーツによると、イチロー選手は今シーズンプロデビュー17年目。初安打はオリックス時代の1992年7月12日の福岡ダイエー戦で記録。1994年から7年連続で首位打者を獲得。1994年には日本プロ野球初の年間210安打を達成。2001年からマリナーズに移り、2004年には大リーグの年間最多安打記録を84年ぶりに更新する262安打を記録するなど、2007年まで7年連続200安打を達成している。

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