テニス 史上最長11時間の戦いに決着 - ウィンブルドン選手権大会
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【2010年6月25日】
時事通信によると、イギリスで開催中のテニスの国際大会・ウィンブルドン選手権大会男子シングルスにおいて、テニス国際公式戦史上最長の11時間05分に渡る大熱戦がようやく6月24日(UTC+1[1] 以下同)決着した。この試合は男子シングルス1回戦のジョン・イスナー(アメリカ)とニコラ・マユ(フランス)の対戦。
スポーツニッポンによると、この2人は6月22日から試合を行ったが、22日は第4セットまで45ゲームを行ったところで日没サスペンデッド(中断)。更に第5セットを行ったあくる23日の試合はタイブレークがなく、どちらかが2ゲーム差をつけないと決着が付かない状況ながら両者とも一歩も引かず59-59のタイのままで再び日没中断となった。この段階での総ゲーム数は実に163を数え、過去の世界最多である1973年デビスカップ選手権(国別対抗)のアメリカ対チリのダブルスの試合で記録した122ゲーム(シングルスは1969年ウィンブルドンで112ゲームがある)を越えるばかりか、最長試合時間(2004年全仏オープン選手権の6時間33分)まで越える大マラソンゲームとなった。
時事によると、3日目にイスナーがようやくセットポイント3-2(第1セットから6-4、3-6、6-7、7-6、70-68)で下し、合計11時間05分、総ゲーム数183の大熱戦に幕が下りた。
情報源
[編集]- 時事ドットコム(ウィンブルドン時事) 『史上最長、11時間5分=3日がかりで決着-ウィンブルドンテニス』 — 時事通信社, 2010年6月25日
- スポニチAnnex 『テニス史に残る最長試合 10時間も戦って決着せず』 — スポーツニッポン, 2010年6月24日