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夏の甲子園 駒大苫小牧 史上6校目57年ぶりの2連覇達成

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)

【2005年8月20日】


第87回全国高校野球の決勝戦が8月20日、甲子園球場で開かれ、南北海道代表・駒澤大学附属苫小牧高等学校が、5対3で京都府代表の京都外大西高等学校を下して優勝した。夏の大会2連覇は、1947・48年に連覇した福岡県小倉高校(1947年は旧制小倉中学)以来、57年ぶり史上6校目。北海道勢としては史上初の達成となる。

試合結果
高校 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H
京都外大西 1 0 0 0 0 0 2 0 0 3 7
駒大苫小牧 1 0 0 0 1 1 2 0 X 5 9

試合は1回、京都外大西が寺本選手の2塁打で先制し、その裏駒大苫小牧が相手の守備の乱れから同点に追いつく。その後、1点を争う攻防が続いてきたが、5、6回に駒大苫小牧がそれぞれ1点を追加。5回は相手のエラーから、6回は2アウト1・3塁のチャンスから青地選手がライトへ放ったタイムリーヒットによる得点だった。

しかし7回、夏の大会初優勝を狙った京都外大西が相手の守備のミスと、2アウト3塁からの五十川選手へのライトへのタイムリーヒットで同点に追いつく。その裏の駒大苫小牧も1アウト2・3塁から辻選手がセカンドゴロの間に1点を返し、さらに2アウト1・3塁から岡山選手のショートへのタイムリーヒットでもう1点を追加し、これが決勝点となった。田中選手が9回表の京都外大西の攻撃を3者三振に打ち取り、夏の甲子園57年ぶりの連覇の偉業を達成した。

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