訃報 森毅氏 - 数学者
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【2010年7月26日】 産経新聞によると、京都大学名誉教授の森毅(もり・つよし)さんが7月24日午後7:30(UTC+9)、敗血症性ショックで寝屋川市の病院で死去した。82歳。
産経によると、森さんは東京都出身。東京大学卒業後、北海道大学理学部助手を経て1957年、京都大学教養部(現・総合人間学部)助教授(現在の准教授)。1971年に同教授に昇格し、1991年から名誉教授となった。教鞭をとる傍ら、テレビのコメンテーター、エッセイストとして、数学者の視点から見て現代人の生活論を展開したり、多数の著書を発表した。読売新聞によると著書に「現代の古典解析」、「チャランポランのすすめ」など100冊以上。
読売、産経によると、昨年2月、森さんの京都府内の自宅で料理をしている際に大やけどを負い入院。肺炎や敗血症を繰り返して入院していた[1]が、今年1月から会話をするためのリハビリを開始[2]していた。しかし、最近高熱を出して4日ほど前から意識不明の状態が続いていた[1]。
情報源
[編集]- 産経関西・関西の社会ニュース 『数学者・京大名誉教授 森毅氏 死去 82歳』 — 産経新聞大阪本社, 2010年7月26日
- YOMIURI ONLINE関西 『数学者の森毅さん死去』 — 読売新聞, 2010年7月26日