短信:2016年/7月/6日

前日<< 7月6日の短信 >>翌日

（文化・社会・ひと）情報産業革命の到来を予言した「第三の波」の著者でアメリカの評論家・アルビン・トフラー氏が現地6月27日に、ロサンゼルスで亡くなった。87歳。トフラー氏はニューヨーク大学卒。工場や新聞社勤務を経て作家活動を初め、1980年発表の「第三の波」は、農業・産業に次ぐ第3の革命として、デジタル技術普及に伴う情報革命を訴え、世界的なベストセラーとなった - NHK
（社会・スポーツ）リオオリンピックの開会式（現地8月5日）において、広島市に原爆が投下された、日本時間の8月6日午前8時15分に併せて参加者が黙とうをささげるという計画が予定されていたことがNHKの取材で分かった。ただアメリカに対する批判と受け取れかねないという懸念から、最終的にはこの試みは見送られたという - NHK
（社会）さる6月、神戸市内のスーパーにゴキブリを十数匹放したとする容疑で、同市内の小学校事務員の女（56）が威力業務妨害容疑で逮捕されたことが分かった。事件は6月26日夜、同市垂水区のスーパーの食品売り場で、ゴキブリが十数匹いるのを見つけ、いたずらの恐れがあるとみて警察に相談。その当時、防犯カメラに不審な仕草をする女が映っていたという。その後スーパーの店員が店を警戒していたところ、7月4日夜にこの映像に移っていた女とよく似た人物を見つけ、警察に通報。任意同行を求め、威力業務妨害で女を逮捕した。調べに対し「ゴキブリは自宅で捕まえて生かすために話した。業務妨害のつもりはなかった」と述べている - NHK
（文化）劇団四季は7月5日、東京港区にある専用劇場「四季劇場（春）・（秋）」について、周辺地域の再開発のため2017年6月を持っていったん閉鎖し、2020年春ごろ以後に改めて再開業を目指すことを発表した。この付近では高級ホテルなどが入る高層ビルの建設を予定しており、具体的には劇場棟（地上5階・地下1階）のほか、地上26階・地下2階からなる高層ビルの棟も建設し、ここにホテルや商業施設・オフィスを建設する方針という。また現在「四季劇場（春）」でロングラン上演中の「ライオンキング」はこの間、品川区にある「四季劇場（夏）」に会場を移して継続して上演するとしている - 朝日新聞
（文化・ひと）フリーアナウンサーを中心とした芸能事務所「セントフォース」が関西を拠点とするタレント・アナウンサーのマネジメントを行う現地事務所の「セント・フォース関西」を立ち上げることになり、その第1期生として9人が所属することが発表された。これまでは東京に事務所があるのみだったが、学生その他から、上京することが難しい地方在住者の発掘を目的に関西事務所を設立し、関西の地域密着型のタレント育成に努めていくとしている - 朝日新聞
（文化・ひと）やくざ映画などを中心に悪役俳優として活躍した曽根晴美氏が6月16日、胆管細胞癌で名古屋市の病院で亡くなった。78歳。曽根氏は酒・たばこをたしなんできたが2年前に脳こうそくに倒れた。それでも精力的に活動を続けたが、今年1月に検査を受けた結果がんと診断され、治療に専念していた - サンケイスポーツ
（ひと）テレビ朝日元アナウンサーの前田有紀さんが、第1子を妊娠していたことを自らのフェースブックで発表した - 前田さんのフェースブック・スポーツニッポン
（気象）台風1号は猛烈な勢力を維持して7日にかけて先島諸島に最も接近する恐れがあり、これらの地域では暴風雨や高波に厳重な警戒が必要。7月6日午後3時現在では、フィリピンの東に1時間約35㎞の速さで西北西に進んでいるとみられ、中心気圧900m、中心付近の最大風速85m。7日には八重山で35m、宮古島で30mを超える最大瞬間風速を記録するとみられ、7日にかけて八重山で9m、宮古島で7mのうねりを伴った高波が予想される - ウェザーマップ
（政治）カラ出張などを繰り返して、政務活動費約913万円を不正に受給した疑いで、詐欺と虚偽有印公文書作成などの罪に問われた、元兵庫県議会議員・野々村竜太郎被告（49）に対する判決が、7月6日、神戸地裁で行われ、懲役3年・執行猶予4年（求刑懲役3年）の有罪を言い渡した - 毎日新聞
（社会）1か月後にリオ五輪を控えるリオデジャネイロの海岸で、抗生剤に強い耐性があるとされる「スーパー耐性菌」が検出されたことが、ブラジルの研究者によって明らかにされたことが分かった。研究チームリーダーのピカオ氏は「2013-14年の1年間で、5か所の海岸から採取した海水から、耐性菌のカルバペネム耐性腸内細菌科細菌（CRE）が検出され、濃度はまちまちだが、汚染との関連性は強い」としている。中にはセーリング会場に予定されるグアナバラ湾に面した海岸にも検出されたという - CNN日本版
（政治・ひと）小池百合子元防衛相が、7月6日午後の会見で「しがらみのない都民の目線で戦う」と、自民党東京都連の候補者決定を待たずして、都知事選への立候補を正式発表した - 大阪日日新聞
（政治）共同通信社による参議院選挙へ向けた全国世論調査（7月3-5日開催）で、いわゆる「改憲勢力」の4党は、改憲発議に必要な全議席・242の3分の2に相当する162（非改選含む）に届く可能性が強まったとする分析が発表された。このうち自民党は60議席前後となり、27年ぶりの参議院単独過半数となる勢いになるだろうとみており、民進党・共産党などは、改選1人区32選挙区で共闘しながらも、全体としては苦戦を強いられている - 中日新聞

2016年7月6日の記事