サッカー・サガン鳥栖のユン・ジョンファン監督を解任

【2014年8月9日】 サッカーJ1リーグのサガン鳥栖は、ユン・ジョンファン（尹晶煥）監督を8月7日付で契約解除したことを発表した。現在J1リーグ首位に立つチームが監督交代となるのは極めて異例である。

サガン鳥栖の竹原稔社長は「来シーズンの契約条件のこともあったが、理由は一つではない。今季の優勝だけでなく、主力選手が抜けた後の戦い方など、未来を見据えた決断」と説明している。また永井隆幸強化部長は「今やっているサッカーの精度を高め、クラブとして、もうワンランク上に上がりたい。ユン監督とは考え方の相違があり、今ここのタイミングで決断した」と述べている。今後は8月9日のサンフレッチェ広島戦から、吉田恵コーチが監督代行に就任し、今期中に正式な後任監督を決めるとしている

ユン氏は韓国代表を経験したミッドフィルダーで、サガン鳥栖には8年前の2006年に選手として加入、3年前の2011年から当時J2リーグにいたチームの監督に就任し、1年でJ1リーグ昇格、今季もJ1リーグで好調を維持し、8月2日に首位に浮上したばかりだった。

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