日本、ブロードバンド契約が2000万件を突破
【2005年9月1日】
日本の総務省は8月31日、2005年6月末におけるADSLやFTTH(光通信)、CATVなどのブロードバンド(高速大容量)インターネット接続の国内契約数が2,058万契約に達し、初めて2,000万契約を突破したと発表した。
とりわけ、ADSLよりも高速に通信できるといわれるFTTHの伸びが著しく、341万契約に達し、先行していたCATVによる接続契約数306万を上回る結果となった。理由としてはFTTHが利用できる地域の拡大が進んでいることが考えられる。
一方、ADSLを始めとするDSLは1,408万契約と、ブロードバンド接続契約数全体の約7割を占めているが、伸び率は鈍化している。利用できる地域の拡大が一段落したことに加え、FTTHへの切り替えが行われていることが理由として考えられている。
出典
- 『高速ネット2千万回線突破 光が倍増、CATV抜く』 — 共同通信, 2005年8月31日
- 『光回線、CATV抜く 契約数、6月で340万件突破』 — 産経新聞, 2005年8月31日
- 総務省報道資料 『ブロードバンドサービス等の契約数(平成17年6月末)』 — 総務省, 2005年8月31日
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