和歌山・アドベンチャーワールドのパンダ4頭 中国への返還決定
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【2025年4月26日】
24日、和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」は、飼育している全4頭のジャイアントパンダを中国へ返還することを発表した。 今回の決定は1994年に開始されたジャイアントパンダ保護共同プロジェクトが2025年8月に期間満了を迎えるためであり、中国側と協議した結果、猛暑を避けるため6月末ごろの返還を予定している。返還後、日本国内のパンダは恩賜上野動物園の2頭のみとなる[1]。
今回、返還されるジャイアントパンダは、良浜(ラウヒン)、結浜(ユイヒン)、彩浜(サイヒン)、楓浜(フウヒン)の4頭。同園では、2001年に国内初の自然交配による出産に成功し、これまでに17頭のパンダが生まれ育った施設として国際的にも評価されている。しかし、2023年に永明(エイメイ)が中国に帰国して以降、アドベンチャーワールドでは飼育されるパンダはすべて雌で繁殖ができない状態だった[2]。
アドベンチャーワールドの今津孝二園長は24日夕方、報道陣の取材に応じ、「24歳の良浜には10頭の子どもを産んでくれてありがとうという思いがあります。結浜など若い3頭は、中国でパートナーを見つけて繁殖に貢献してくれることを願っています。ジャイアントパンダの保護や繁殖で30年間培ってきたノウハウを生かし、繁殖を続けていけるよう、中国側と協議を進めていきたい」と話した[3]。
情報源
- ↑ 勝部真一・寺沢尚晃・田井中雅人 「和歌山のパンダ4頭、中国に帰国へ 国内では上野動物園の2頭だけに」。『朝日新聞』、2025年4月24日。
- ↑ 「白浜のパンダ返還で関西はゼロに、上野も来年2月に期限…和歌山観光への影響避けられず」。『読売新聞』、2025年4月25日。
- ↑ 「和歌山 アドベンチャーワールドのパンダ 4頭すべて中国返還へ」。『NHK』、2025年4月24日。