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フォーエバーヤングが2025年JRA年度代表馬に

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
フォーエバーヤング(2024年度大井競馬場・東京大賞典優勝時)
フォーエバーヤングとそれに騎乗する坂井瑠星騎手(2024年度大井競馬場・ジャパンダートクラシック優勝時)

【2026年1月7日】

日本中央競馬会(JRA)の年間表彰制度である「JRA賞」の2025年度受賞馬を審査・決定する選定委員会が1月6日に東京都内のJRA本部で記者投票によって行われ、フォーエバーヤング年度代表馬と、最優秀4歳以上牡馬、最優秀ダートホースの3つの栄冠を獲得した[1]

年度代表馬の審査は有効投票総数248票のうち226票を集め、2位のミュージアムマイル(18票)以下に大差をつける、得票率91%の高い支持を集めた[2]。フォーエバーヤングは2025年度はJRAのレースには一度も出走せず、かつすべてダートのレースのみしか使わなかったが、すべてダートレースだけで年度代表馬となったのは史上初、またJRAのレースに一度も出走せずに年度代表馬となったのも1999年のエルコンドルパサー以来という快挙となった[2]

フォーエバーヤングの年度代表馬の決定的な要因は、2025年11月に行われたブリーダーズカップクラシック制覇である。日本馬がブリーダーズカップクラシックに出走したのは1996年・13着に敗れたタイキブリザード以来30年間で延べ5頭・7回目の挑戦でなしえた快挙である。年度上期の2月には、世界最高賞金(当時の日本円15億7000万円相当)を争うサウジカップをも制し、2025年の総収得額約23億7024万円は日本馬の歴代獲得賞金ランキングのトップに躍り出た[3]

オーナーの藤田晋氏は「オーナーとして、年度代表馬を受賞する日が来るとは夢にも思っていませんでした。フォーエバーヤングを選んでいただき、ありがとうございます。矢作厩舎の皆さま、坂井瑠星ジョッキー、ノーザンファームの皆さまをはじめ、たくさんの人の尽力のおかげであり、私は何もしていませんが、今後、フォーエバーヤングに恥じない馬主でありたいと思います」。また管理する矢作芳人調教師も「このたびは栄誉ある賞を頂きまして大変光栄に思います。JRAでの出走がない中で、このような賞を頂けたことは彼が成し遂げたことの偉大さの証明だと思いますので大変うれしく思っております。また、厩舎として続けてきた挑戦も評価されたことがうれしいです。今後も、この賞に恥じないような成績を残していけるよう精いっぱい努力いたします」。坂井瑠星(りゅうせい)騎手は「この度はフォーエバーヤングが年度代表馬に選ばれたこと、そしてその背中に居続けられたことは、騎手として非常にうれしく誇りに思います。藤田オーナー、矢作調教師、服舎スタッフ、牧場関係者、すべての方に感謝したいです。2025年の彼の走りは年度代表馬にふさわしいものだったと思います。フォーエバーヤングにふさわしい騎手となれるよう、これからも精進していきたいです」とそれぞれ談話を述べている[1]

フォーエバーヤングは、全米サラブレッド競馬協会(NTRA)が主催する同様の年間表彰「エクリプス賞」(現地1月22日に最終審査)においても古馬ダート牡馬部門のノミネート3頭のうちの1頭に選ばれており、日米での年度代表馬獲得という期待も持たれている[4]

ジャパンカップを制したカランダガンには特別賞

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また、この日の審査では、ジャパンカップを20年ぶりに外国馬の優勝に導いた、フランスカランダガンに対して特別賞を贈呈することを決めた。JRA所属馬以外でJRA賞を受けたのは2004年、当時特別敢闘賞として贈呈されたコスモバルクに次いで2頭目で、外国馬としては史上初となる[5]

情報源

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  1. 1.0 1.1 スポニチ競馬より
  2. 2.0 2.1 馬トク報知より
  3. 中日スポーツ「【JRA賞】年度代表馬に、昨年JRAで出走のなかったフォーエバーヤングが選ばれる BCクラシックで日本馬初Vなどが評価される」より
  4. 日刊スポーツより
  5. 中日スポーツ「【JRA賞】ジャパンC制したカランダガンに特別賞、外国調教馬では史上初」より

資料

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