2006年の大型連休、各地にぎわう

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
角館・さくらまつり

【2006年5月8日】

2006年5月の大型連休は、日本国内各地で賑わいを見せ、空路・陸路ともに予約はほぼ満席になった。

東奥日報・5月3日付によると、青森県弘前市の桜の名所「弘前公園」では約32万人の観光客が桜の見物をした。秋田魁新報・5月3日付によると、秋田県仙北市角館町の桧木内川堤では、満開の桜を見ようとする観光客25万人が、早朝から夜までさまざまな形で花見を行った。

西日本新聞によると5日、福岡県北九州市スターフライヤーは、3月16日の新北九州空港開港に伴う就航から数えた搭乗者数が10万人を超えた。10万人目の搭乗者には記念品が贈呈された。同社の北九州-羽田便は6日、7日ともほぼ満席だという。

一方、交通事故も相次いだ。山陰中央新報によると山陽自動車道では広島市でマイクロバスなど車3台の絡む事故で計20人が軽傷を負ったほか、兵庫県赤穂市と岡山市でも多重衝突事故が発生し、それぞれ3人、9人が軽傷を負った。ただ、Yahoo!ニュースが報じた警察庁のまとめでは、4月29日から5月7日までの連休期間中に交通事故で亡くなった人は昨年より4人減り144人だった。日付の関係で今年は続けて休みとなった6日、7日を除くと112人で、1970年以降で最も少ないという。

なお、厚生労働省が4月13日に発表した1330事業所を対象とした連続休暇の実施予定状況によれば、およそ4分の1にあたる事業所で7日以上の連続休暇となっており、通算した連続休暇日数の平均は6.2日であった。

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