2005年9月、地球規模で統計開始以来の高温
出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
【2005年10月16日】
気象庁は、2005年9月の世界の月平均気温が1880年以降で最も高い値となったと発表した。
発表によると、10月14日現在の速報値で、2005年9月の世界の陸上部の地上気温が、平年より摂氏0.85度高くなり、統計を開始した1880年以降で最も高い値となった。これまでの最高は1998年の0.59度高だった。また、同じ月の日本の陸上部の月平均地上気温は、平年より摂氏1.38度高くなり、1999年、1961年に続く値で、1898年以降で3番目に高い値となった。
特に高いとされたのは、次の地域である。
- 日本の西部から中国南部、ベトナム北部、ラオス、ミャンマー、バングラデシュ、インド北部、ネパールにかけての地域
- シベリア北東部の一部
- カザフスタン南部、トルクメニスタン、ウズベキスタン、タジキスタン、キルギス
- モーリタニアからベナンにかけての西アフリカ、大西洋・ギニア湾岸の諸国(両国の他セネガル、ガンビア、ギニアビサウ、ギニア、シエラレオネ、リベリア、コートジボワール、ガーナ、トーゴ)
- カナダ南東部からアメリカ合衆国東部、メキシコ、グアマテラ、ベリーズ、キューバにかけての地域
- ブラジル北部からベネズエラ、ガイアナ、スリナム、フランス領ギアナ、小アンティル諸島にかけての地域
9月の陸上部の地上気温は長期的に見ても上昇しており、世界のそれは100年あたり0.4度の割合で、また、日本のそれは0.9度の割合で上昇しており、原因には二酸化炭素の増加などによる地球温暖化現象も指摘されている。
なお、速報値でない確定値は11月はじめに公表するとしている。
[編集] 出典
- 『平成17(2005)年9月の世界と日本の地上気温について(速報)』。気象庁、2005年10月14日。
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