12月から速度規制解除—羽越線脱線事故

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)

【2006年11月28日】

ニッポン ニュース ネットワーク (NNN) によると27日、山形県庄内町羽越線の脱線事故JR東日本新潟支社は、30日で暴風柵の設置工事が終了することを受け、事故のあった区間で実施してきた時速45kmの徐行運転規制を来月1日から解除する予定であることを発表した。

JR新潟支社が昨年12月25日に発生した脱線事故により進められてきた暴風柵の工事が順調に進み、予定通り30日に終了する。高さ2mの柵が総延長2.4kmの区間に設置され、風圧を約6割に抑えられるという。

また、それと同時に「強風警報システム」も導入する。このシステムにより、予想最大風速の情報を活用できるため、いままでの30分間の運転規制義務がなくなり、2割から3割の時間短縮が見込まれている。

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