訃報 原田康子さん - 小説家、「挽歌」がベストセラー

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)

【2009年10月23日】

挽歌」「海霧」などの小説作品で知られた小説家原田康子(はらだ・やすこ、本名:佐々木康子)さんが10月20日午前(UTC+9)、肺炎のため札幌市の病院で死去した。81歳だった[1][2]

東京に生まれ、幼少時に北海道釧路市へ移住。釧路市立高等女学校(現:釧路江南高等学校)を卒業後、1955年から地元の文学同人誌『北海文学』上で「挽歌」を連載[1][2]。釧路を舞台として描かれた奔放な女性の生き方が話題を呼び、翌年に出版された書籍は70万部を販売するベストセラーとなった。また、本作で第8回女流文学者賞を受賞した[2]

以降も北海道を舞台とした小説エッセイを発表し、1999年に「蝋涙(ろうるい)」で第38回女流文学賞を、2003年に「海霧」で吉川英治文学賞をそれぞれ受賞した[1][2]

近年は体調を崩しがちで、今年の春から入院中であった[2]

[編集] 情報源

  1. 1.0 1.1 1.2 YOMIURI ONLINE 『「挽歌」作者・原田康子さん死去』読売新聞、2009年10月21日。
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 asahi.com 『原田康子さん死去 「挽歌」ベストセラー』朝日新聞社、2009年10月21日。


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