旧広島市民球場、10月まで利用可能に 新球場の芝生保護の観点から
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【2009年1月24日】
中国新聞によると、広島市は1月19日(UTC+9 以下同じ)、当初3月に閉鎖されることが決まっていた旧広島市民球場を、解体工事が行われる10月までアマチュア野球の試合会場として開放することを決めた。これは解体工事が行われるまでの間、球場を開放するように求めていた声が多かったことを受けたもので、広島高校野球連盟など、広島県内のアマチュア野球の主要10団体に対し、利用希望を聞くための調査書を送付した。
広島高野連では毎年夏に全国高校選手権広島県予選会を主催し、2008年度は旧市民球場で29試合を行った。しかし、2009年度から新しく使用する新広島市民球場・マツダスタジアムの使用が、当初は2008年度の旧市民球場とほぼ同等の試合数で行われる予定が、芝生の保護の観点やオールスターゲームの開催期間と重なってしまうことなどから開会式と決勝戦の開催日のみとなることが決まり、今回の旧球場閉鎖による振り替え会場の確保が課題となっていた。
[編集] 旧市民球場解体後もスタンドは残存へ
また、朝日新聞によるとこの旧市民球場の跡地利用案について、広島市は1月19日、市民からの要望を受けてスタンドの一部を残す方針を固めた。跡地の利用については、広島市が2007年に民間事業者の26案の中から2つの案に絞ったが、2008年になって旧市民球場の隣接地にある広島商工会議所から移転の提案があったことから、改めて同年9月に跡地の利用法についての基本方針を発表し、市民の意見を踏まえて最終的な計画案をまとめたという。
具体的にはカープファンが陣取っていたライトスタンドと1塁側内野スタンド各3000席分を残し、グラウンドの部分については緑地広場(約4.5ha)として整備する。その中に全国から寄贈された折鶴を展示する施設が作られるという。
しかし中国新聞によると、この「折鶴ホール」について、一部からは「このホールは必要か?」「市街地の活性化にならない」といった意見があったという。このことについて広島大学の竹内重喜氏は「折鶴ホールが市の公募した跡地利用の優秀作品の基本コンセプトである」として、「市民広場で多くのイベントを行って、人々の憩う空間にしたい」と理解を求めている。
[編集] 出典
- みんなのカープ 武内宏介 『夏の高校野球、新球場利用は開会式当日と決勝だけ 広島市、1年目は芝育成重視』。中国新聞、2009年1月15日。
- みんなのカープ 武内宏介 『広島市民球場10月末まで開放 市が方針 夏の高校野球に配慮』。中国新聞、2009年1月20日。
- asahi.com マイタウン広島 『スタンドの一部保存/広島市民球場跡地』。朝日新聞、2009年1月20日。
- 『折り鶴ホールに異論噴出』。中国新聞、2009年1月20日。
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