日本プロ野球のフリーエージェント取得期間短縮、2008年から
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【2008年6月26日】
読売新聞によると、日本プロ野球組織と労働組合・日本プロ野球選手会のドラフト会議やフリーエージェント(FA)改革についての交渉委員会が6月25日行われ、FAの取得期間の短縮などの改革案を大筋で合意した。このルールについては2年後成果や球団の経営への影響を検証して、必要なら見直すとしている。
時事通信によると、FA制度については2007年以後にドラフト指名を受けて入団した選手について、高卒は8年、大卒と社会人は7年間。また2006年以前の入団者は国内チーム同士への移籍は8年、海外移籍の場合は9年とする。またFAを行使し移籍した選手が元の所属チームに対する保障は日本人選手を元の所属チームでの年俸に基づき、1-3位のAランク、4-10位のBランク、11位以下のCランクの3段階に振り分けて、人的補償のない場合はAランクは年俸の80%、Bランクは60%。また人的補償がある場合にはAランクは50%、Bランクは40%をそれぞれ補償する。なおCランク所属の選手は人的補償の有無に関係なく補償金が発生しないとともに、FA宣言選手の獲得人数の制限もない。
読売新聞によると、今回のFA取得期間の短縮は2003年にドラフトにおける自由獲得選手制度適用選手について、10年だったのを9年に短縮して以来5年ぶりである。また外国人選手で日本でのFA権利を得た場合も、日本人と同じ扱いとなるため、取得期間は8年となる。
また時事通信によると2008年度からのドラフトは、高校生と大学・社会人の2部門を一括して行う事として、1巡目の指名は入札形式とし、重複入札の場合は抽選。抽選に外れた場合はもう一度入札し、全参加チームの1巡目指名が全て確定するまで繰り返し行う。2巡目からはウェーバー方式で指名を行う。また読売新聞によると、プロ野球組織から提案されていたトレード(移籍)の期限をこれまでの6月末から7月末に繰り下げる事も選手会が了承し、2008年から適用される。
毎日新聞によると、選手会は「合意したわけではないが、新制度についての効果を検証したい」として、今後も更にプロ野球組織に対しFA取得期間の短縮を求めるとしている。
[編集] 出典
- YOMIURI ONLINEスポーツ 『FA権取得は最短「7年」、プロ野球組織と選手会が合意』。読売新聞、2008年6月25日。
- 時事ドットコム 『ドラフト、FA制度改革の変更点=プロ野球』。時事通信社、2008年6月25日。
- 毎日jp(栗林創造) 『FA改革:最短7年で取得とする新制度、今季からスタート』。毎日新聞、2008年6月26日。