日テレの報道番組で虚偽放送 岐阜県に謝罪

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)

【2009年3月1日】 時事通信によると、日本テレビで2008年11月23日(UTC+9)に放映された報道番組「真相報道バンキシャ!」で、岐阜県の裏金問題について匿名の男性が証言したとされる問題で、岐阜県は3月1日の会見で「日本テレビ側からこの男性の証言は虚偽とする説明があった」と発表した。日テレは同日放送されたこの番組でお詫びを放映し、「視聴者や岐阜県・県議会にご迷惑をかけました」と謝罪した。

読売新聞によると、問題の番組では元建設会社役員として出演した男性が「岐阜県の土木事務所の職員が、工事代金を水増しして発注し、200万円を業者から受け取っていた。裏金作りは今も続けている」とインタビューに答えた。その後、岐阜県は県内の土木事務所の職員に対して事情聴取を行い、2008年度の岐阜県の発注した工事について調査したが、事実は確認されなかったため、この男性の話は虚偽であったと判断した。3月1日の日テレの番組では「新たに(男性に)取材したところ、裏金作りの事実は無いと証言を翻した」と内容を訂正した上で謝罪したという。日テレ総合広報部は読売新聞のインタビューに「岐阜県側に証言の内容を示して真意を確認する作業をしていなかった。その理由は取材源秘匿のため」と話した。

時事通信によると、これを受けて日テレは2月27日、報道局次長らを岐阜県に派遣し、岐阜県の広報担当に謝罪を行った。また47NEWS(共同通信)によると、この証言をした男性について、岐阜県は3月1日までに岐阜県警に偽計業務妨害で告訴したことを発表した。

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