愛知県の高校、教諭が新入生に対し殺人事件を題材とした感想文の宿題を出す

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)

【2009年4月5日】

読売新聞毎日新聞によると、豊川高等学校愛知県豊川市)で、男性教諭の一人が、4月(UTC+9、以下同様)に入学の新入生約200人を対象に、春休みの宿題として、少年が老婦人を殴殺する内容の架空の物語の感想文を書かせ、一部の保護者から抗議を受けていたことが、4月4日に判明した。

読売新聞によると、この男性教諭は、最近受講した教職員研修会で使用された教材を使用。内容は、両親を失った幼い兄妹を不憫に思った親切な老婦人が、兄妹にパンを与え続けていたが、その後、兄がさらにたくさんのパンを要求するようになり、その末に老婦人を詰り、最後には老婦人は殴り殺される、という内容。毎日新聞によれば、兄が、老婦人が死んだ後も踏み付ける描写もあったという。

同校に対して、一部の保護者が「子供に対して内容が強烈過ぎる」と抗議が寄せられ、学校側は、不適切だったとして、問題の男性教諭をはじめとした教諭全員に注意を行った。この男性教諭は、研修会での趣旨に基づき、生徒達に生命の尊さを考えてもらおうと題材に選んだという。

両新聞によると、同校の相馬三孝教頭は、「人生経験の浅い1年生に出す宿題としては不適切だった。生徒の気持ちに配慮した指導を徹底したい」とコメントしている。

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