名古屋トリプル選挙、河村氏再選 - 市長選
【2011年2月7日】
中日新聞によると「名古屋トリプル選挙」が2月6日(UTC+9)一斉に即日投開票された。このうち、名古屋市の市長選挙は前任の河村たかし氏(62)が新人候補3人を退けて66万票余りを集める圧勝で再選された。
朝日新聞によると、河村氏は地元を地盤とした地域政党「減税日本」からの公認候補として立候補し、愛知県知事選挙に立候補した大村秀明氏(50)とのタッグで選挙戦を行い、既存政党を批判した選挙戦で名古屋市内全16区でトップ得票を得る圧倒を見せた。一方、河村氏の対立候補も政党などの強力な応援・推薦を得て河村氏への批判を展開したが、河村氏に遠く及ばなかった。
朝日によると、今選挙は河村氏が「議会の反対で減税が反対された」として任期途中で辞職したことに伴うもので、2009年に行われた前回の選挙では「恒久的な市民税の減税」を訴えて当選したが、市議会議員の反対で減税は1年限りとなってしまい「議会を変えなければ市長の公約ができない」としてリコール署名を行い、市長選・知事選・市議会解散の是非を問う住民投票の3本立てにこぎつけ、それらをセットにした相乗効果による選挙戦を行った。
愛知知事選は大村氏初当選 [編集]
東京新聞によると、神田真秋前知事の任期満了と知事引退に伴う愛知県知事選挙は前自民党衆議院議員の大村氏が他の新人3候補を破って初当選した。大村氏も「県民税の減税」「愛知県と名古屋市を一体化する『中京都構想』」の実現を公約に訴えて、河村氏との連携を取り幅広い支持層から票を獲得。また一方自民党は一部の候補が大村氏と自民党愛知県連の推薦候補とで支援が分裂する事態となったことから伸び悩み、また民主党が連日愛知県に出向いて遊説したが連敗に歯止めがかからなかった。
名古屋市市議会は解散決定 [編集]
朝日によると、名古屋市議会の解散を問う住民投票は「解散賛成」の票が過半数を上回って解散が決定した。河村市長の訴える「恒久的な市民税減税」などの公約が果たせず、「議会を変えるしかない」とする同氏の呼びかけに対してリコールのための住民投票の署名運動を展開。関係者は住民投票に必要な署名を集めるには有権者の5分の1以上の賛同が必要であったため「最初は無理だったと思った」といっていた。
しかし、当初市民が起こすべきリコールを主張が主導する前代未聞の行為に市議会から「二元代表制の否定につながる」と批判されたが、朝日名古屋本社が行った世論調査でリコール運動を評価する意見が65%を占めていた。しかし名古屋市の選挙管理委員会は住民投票の署名の収集に問題があるとして郵送による再調査をした結果、一旦11万2000人相当の署名を無効としたものの、3万2000人分の異議申し立てにより再審査をした結果住民投票実現が決定。そして今回の住民投票で市議会解散が確定し、3月にも出直し市議会選挙が開催されることになった。
情報源 [編集]
- CHUNICHI Web(社会) 『河村、大村氏圧勝 名古屋市議会解散』。中日新聞、2011年2月7日。
- asahi.comマイタウン愛知 『河村氏、空前の得票 名古屋市長選、16区すべてトップ』。朝日新聞、2011年2月7日。
- TOKYO Web(政治) 『名古屋・愛知同日選 市長・河村氏、知事・大村氏』。東京新聞、2011年2月7日。
- asahi.comマイタウン愛知 『名古屋市議会が解散 二元代表制正念場』。朝日新聞、2011年2月7日。
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