台風18号 暴風域を保ちながら北海道へ

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)

【2009年10月9日】

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ウィキペディア平成21年台風第18号に関する記事があります。

日本経済新聞によると、大型の台風18号は10月8日(UTC+9 以下同)、風速25m以上の「暴風域」を保ちながら東北地方に北上した。同9日北海道へ北上し、同道の南海上を進む見込みである。

日本の気象庁の発表によると、この台風は10月8日午後9時現在、襟裳岬の南、約210㎞の海上を時速50㎞で北東に進んでおり、中心気圧980hPa、中心付近の最大風速30m、最大瞬間風速45m。中心の南東側220㎞、北西側190㎞以内では風速25m以上の暴風が吹いている。9日の午前9時に根室市沖に上陸し、その後温帯低気圧に変わる見通しであるという。

読売新聞北海道版によると、この台風の影響で道内では10月8日から、空の便フェリーなどに欠航便が出るなどの影響が出ており、新千歳空港では10月8日午後1時現在、新千歳から羽田大阪へ向かう31便と、羽田、大阪から新千歳に到着する38便の欠航が決まり、6500人以上に影響が出た。またJR北海道も同午後1時半の時点で、本州とを結ぶ寝台特急列車上下3本と、道内の特急など9本が運休、また新日本海フェリー小樽から新潟港へ向かう便などの欠航が決まった。

一方、苫小牧民報によると、苫小牧港を出発するフェリーも10月8日~9日朝にかけて出発する9便の欠航が決まり、3便が欠航した7日の分を含め800人以上が影響を受けた。また同じ苫小牧市苫小牧漁港は10月8日は通常通り操業したが、9日は待機する予定で、漁船を固定するなどの処置をとっている。

[編集] 農作物への影響も

毎日新聞によると、今回の台風で、特に収穫期を迎えようとする農村部への被害も心配されており、北海道農政部は10月6日に農協などを通して、トウモロコシや商品価値の高い果実類は優先的に収穫し、またビニールハウスなどの施設を補強するように呼びかけている。農政部担当者は「作物が全般的に被害を受ける可能性がある」として注意を喚起している。

読売北海道版によると、仁木町にある果樹地域では10月8日の朝からプルーンリンゴブドウなどの収穫に追われ、同町に住む農業者の男性は「主力が終わっているが、晩生(おくて)が残っている」としてりんごの収穫を急いでいたという。

[編集] 今回の台風によるこの他の被害

東京新聞によると、今回の台風の被害を共同通信がまとめたところ、和歌山県埼玉県で2人が死亡、また全国22の都府県で116人が怪我を負った。また宮城県加美町ではサケの養殖場で働く63歳の男性が行方不明になった。台風の影響で養殖池が増水した可能性があるとして捜索をしている。また茨城県千葉県の一部で発生した突風は竜巻の可能性が高いと見られている。

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