北陸鉄道石川線 鶴来-加賀一の宮間が部分廃止
出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
【2009年11月1日】
在りし日の加賀一の宮駅(参考、2008年12月25日撮影、PD)
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石川県を走る北陸鉄道石川線のうち、同県白山市の鶴来駅-加賀一の宮駅間2.1キロが、10月31日(UTC+9、以下同様)限りで廃止された。終点の加賀一の宮駅には廃止を惜しむ地元の住民や鉄道ファンらが詰めかけ、終日賑わいを見せた[1][2][3]。
同区間は1927年(昭和2年)の開業以来、白山比咩神社への参拝や通勤・通学に利用されてきたが、車社会化に伴う利用客減少に加えて、老朽化した設備を更新するためには5億円が必要になるとして、北陸鉄道が昨年10月に北陸信越運輸局に廃止届を提出[1]。82年の歴史に幕を下ろすこととなった[3]。
最終日の加賀一の宮駅は乗客らで混雑し、到着した列車の運転士(42)は「正月以外でこんなに賑わったのは初めて」と驚いていた[2]。午後9時半からはお別れセレモニーが開かれ、地元の高校生が最終列車の運転士(39)に花束を渡した[2][3]。その後、ホームを埋め尽くした人々が、午後10時7分[2](予定時刻は午後10時3分[3])発の上り最終列車を見送った[2]。
1年間路線の存続運動を行ってきた「石川線を支え守る会」の森辰生会長(69)は、最終列車の到着を前に「さよならは言わない。ありがとうと言いたい」とコメントし、会の解散を宣言[3]。また、1年間の運動を振り返り「やることは全てやった。将来の区間復活に僅かな望みを託し、新しい街づくりを考えたい」と語った[2]。
加賀一の宮駅前に住む主婦(71)は、夫(76)がこれまで列車を利用して鶴来の病院に通院しており、「これからは私が車で送迎するが、いつまで出来るか…」と、路線廃止による影響に不安を見せた[1]。
[編集] 情報源
本ニュースは「朝日新聞」と「読売新聞」、「中日新聞」の以下の報道を情報源としている。
- ↑ 1.0 1.1 1.2 asahi.com マイタウン 石川 『石川線・鶴来-加賀一の宮間 運転終了』。朝日新聞社、2009年11月1日。
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 YOMIURI ONLINE 『北陸鉄道石川線が区間廃止、82年の歴史に幕』。読売新聞、2009年11月1日。
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 CHUNICHI Web 『惜しまれて最終列車 82年の歴史に幕』。中日新聞社、2009年11月1日。