前回大会決勝の再戦はオランダ圧勝 - サッカー2014W杯予選B組

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)

【2014年6月14日】

産経新聞によると、2014ワールドカップサッカー選手権大会・2日目が現地6月13日、ブラジル各地で3試合が行われ、このうち、前回・2010年南アフリカ大会決勝戦の再戦となった1次予選リーグB組のスペインオランダ戦は5-1で圧勝したオランダが白星発進をした。

日刊スポーツによると、試合は前半27分、スペインがシャビ選手からのスルーパスをディエゴコスタ選手が受けたところをオランダのディフェンダーに倒され、これで得たPKシャビアロンソ選手が決めて先制するが、44分にオランダはブリント選手からのロングパスを受けたファンペルシー選手が同点ゴールを挙げる。後半に入ってからもオランダは8分にロッペン選手が勝ち越しゴールを奪うと、19分に左サイドからゴール前に挙げたボールを、ゴール前で待っていたファンペルシー選手が頭で合わせようとするが届かず、そのこぼれ球のボールを後ろにいたデフライ選手が押し込んで3-1、さらに27分にファンペルシー選手が相手ゴールキーパーのミスをとらえて4点目、35分にもロッペン選手が2ゴール目を奪い5-1で前回大会優勝のスペインを圧倒した。

サンケイスポーツによると、試合後、オランダのファンハール監督は「誰の期待も上回る結果だった。ファンペルシーとロッペンのようなフォワード、その後ろにスナイダーがいれば、このような結果は起こりうる」との談話を残し、またロイターによると、スペインのデルボスケ監督は「敗戦の責任は全員にある」としたうえで「非常に残念であるが、私にはこの負けを受け止めて理解するだけの経験がある。現地18日のチリ戦で必ず勝利を手にしなければならない」と会見で述べている。

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