ラグビー・日本選手権はNEC、東芝府中の同点優勝、東芝府中三冠達成

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ラグビーボール(GFDLによる参考資料)

【2006年2月27日】

2月27日の中日新聞、朝日新聞によると、ラグビーフットボールの第43回日本選手権決勝戦が、同日東京都港区にある秩父宮ラグビー場で開かれ、NEC東芝府中が相譲らず6-6の同点で、大会規定により2チーム優勝となった。

朝日によると、試合は前半、NECの安藤選手がペナルティーゴール(1本3点)を2本決めるなどして6-0とリード。しかし、後半に入って東芝府中の日原選手がやはりペナルティーゴール2本を決めて6-6と追いつく。その後も東芝府中が追い上げ体制を見せるもののNECの必死の守備で得点を許さず、同点優勝に留まった。同点優勝は2001年に開かれた第38回大会決勝戦・神戸製鋼vsサントリー戦(27-27で2チーム同点優勝)以来のことである。

NECは2連覇(通算3回目の優勝)、東芝府中は2年ぶり5回目の日本一に輝き、併せて東芝府中は2005-06年度シーズンに於ける日本の社会人ラグビー大会であるトップリーグ、マイクロソフトカップ(トップリーグ上位8チームによるトーナメント戦)を含め、トップリーグ発足以後初めての三冠を達成した。

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