ケイ・キャット、光ファイバーケーブルテレビでハイビジョンCS放送サービスを拡大

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)

セットトップボックス (参考資料、ケーブルテレビ用。ケイ・キャットで使用されているパナソニック=旧松下電器産業製造 GFDL)

【2009年5月17日】

インターネットプロバイダーケイ・オプティコムと、ケーブルテレビ放送ケイ・キャットは5月11日(UTC+9 以下同)、両社が提携して展開しているケイ・キャットeo光テレビという光ファイバーを使ったケーブルテレビのサービスを拡充し、5月18日から、新たにCSハイビジョンテレビ放送の充実と、BS放送のパススルー配信を開始させると発表した。

読売新聞によると、ケイ・キャットの関浩之取締役総務企画部長は東京都内で開催した記者発表で「地デジ放送を視聴していない世帯でも約8割が購入を計画しており、ハイビジョン時代のニーズが高まっている」として、今回の新しいサービスを提供させることにしたと説明している。

ケイ・キャットのリリースと読売新聞によると、今回提供する新サービスでは、(2010年4月までに)CSデジタル放送のハイビジョン放送最大35チャンネルとBS・地上波のデジタル放送を含め最大合計50チャンネルのハイビジョン放送を提供する予定である。このチャンネル数は全国のケーブルテレビ業界で最大規模になる。また、これまでは専用チューナー(セットトップボックス(STB))が必要だったBSデジタル放送については、STB設置テレビ以外の全てのBSデジタル対応受像機・チューナーでそのまま視聴できるパススルーを併せて導入する。

読売によると、一般的なケーブルテレビの場合は周波数帯の領域上の制限でBSデジタルを受信する場合は周波数を変換する必要があったが、ケイ・キャットが利用している光ファイバー(FTTH)のケーブルテレビでは広帯域でBSデジタルもそのままの周波数で配信が出来るために、STBがなくても受信が可能である。

また、ケイ・キャットによると、新サービスを開始する5月18日から8月2日まで、新規加入者を対象に視聴料金を加入月から1年間、通常より800円/月値下げするキャンペーンを行い、ケイ・オプティコムが提供するインターネット(eo光ネット)とIP電話(eo光電話)との3点セットで申し込んだ場合の「トリプルプレーサービス」を7900円/月[1]からという安い値段でユーザーに提供するとしている。

またBB Watchによると、eo光ケーブルテレビの加入世帯について、2008年2月に契約世帯10万件を達成したが、2009年5月末までには20万件を突破できる見通しであること、また加入者の約7割以上は最も標準な「バリューパック(新サービスではベーシックHDに相当)」に加入しているというデータが紹介されている。ケイ・キャットの半澤俊一常務取締役によると、「eo光ケーブルテレビは2003年11月にサービスを開始して5年半経過しているが、現在は近畿地方2府4県の154市町村・760万世帯で利用できるようになっており、日本屈指のケーブルテレビ事業者に成長できたと考えている」と話し、その上で「(既存ケーブルテレビとの)競合他社と激しい競争をしているが、新メニューの投入で、今後も切磋琢磨しながらいいサービスを提供したい」と述べている。

[編集] 脚注

  1. ケーブルテレビの「ベーシックHDコース」を利用した場合で、なおかつ、インターネットサービスの100メガコース(即割り適用)の2年間利用とIP電話の1番号サービスを全て利用することを前提とする

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